目次
ドローンのFPV飛行を合法的に楽しむためにはアマチュア無線4級資格が必要です。しかし免許証だけではFPV飛行はできません。
どんな無線機を所有し管理しているのか届け出を行い、無線局免許状を発行する必要があります。この手続を「開局申請」といいます。
カタオカ
この開局申請が最大の難関!
制度の理解から必要書類の入手・記入まで3ヶ月かかりました・・・。
免許証と免許状の違いとか初心者にはワケワカメ!
本記事では手続きに苦労した経験を踏まえ、一連の流れを分かりやすくまとめました。これから開局申請される方の参考になれば幸いです。
オーヒラ
開局申請は複数人でまとめてやると、必要書類が使い回せるのでラクです。
マエハラ
カタオカさんのお蔭で後続のぼくらはスムーズに手続きできました!
大前提の確認
具体的な手続き方法を書く前に、事前に知っておくといい情報を記載しておきます。
ドローン(VTX無線機)を後日買い増す⇒もう1度開局申請しなくてよい
ブログ読者の方から、
「開局申請完了後にVTXを買い増した場合、もう一回開局申請をすると思っていた」
という意見を頂きました!
昨日のWTW、開局申請について僕と全く同じ誤解をしていた人に遭遇。お恥ずかしい話なのですが、開局ってVTX一台につき一台だと思っていた。僕は昨日JARDに電話、その人は直接聞きに行ったとの事。これ初心者あるあるの一つですよね?やっぱまとめて申請したほうがトクだそうです。返信につづく
— 蔭山一広 (kagedon) (@kaz_pano) 2019年6月27日
カタオカ
家族で同じFPVドローンを使う⇒個別に開局申請必要
記事を書いている中で、同居家族がアマチュア無線4級の免許を持っていれば、2重に開局申請してくてもいいかも?
と思ったので総務省に電話して聞いてみると・・・
カタオカ
アマチュア局の場合は、同居家族で同じFPVマイクロドローンを共用する場合でも、個別に開局申請が必要とのことでした。
うーん大変!
①開局申請の方法を決める(電子 / 書面)
開局申請の方法には下記2つあります。
- 電子申請(WEB)
- 書面申請
結論から言うと、初心者には書面申請が断然オススメです。
電子申請は全然手軽じゃない
電子申請(WEB)の方が簡単手軽なイメージがありますが、実際はかなり面倒。
まず新規ユーザー登録をするのですが、IDとパスワードは即時発行でなく、1週間後に郵送で届きます。
カタオカ
気合入れて手続きするぞー!とPCに向かったのに出鼻をくじかれて、かなり熱量が冷めてしまいました・・・。
さらに萎えるのが動作推奨環境。OSはWindows前提でブラウザは
- Edge
- インターネットエクスプローラー
- FireFox
のみ!
ためしに使い慣れたGoogleクロムで手続きを進めてみたら、画面が真っ白になりました・・・
カタオカ
Macユーザーはほぼ電子申請の道は断たれてます。
仮想環境にWindowsをインストールすればできなくもないですが、電子申請のためにやるメリットは正直ないです。
電子申請にする数少ないメリットは、申請手数料が4,300円→2,900円と1,400円安くなること。どうしてもコストにこだわりたい方はチャレンジしてみると良いでしょう。
書面申請は記入量が分かりやすい
一方書類申請は、事前にユーザー登録する必要もなく、パソコンの環境も全く関係ないので出鼻でくじかれることはありません。
またどこに何を記入すればよいのか明確なため、電子申請に比べて記入ストレスが少ないです。
デメリットは
- 電子申請に比べて費用が1,400円高くなること
- 申請用紙を印刷する必要があること
カタオカ
私は自宅にプリンターはありませんが、コンビニで手軽に印刷できるので特に問題ありませんでした。
電子申請と書面申請まとめ
下記電子申請と書面申請のメリット・デメリットをまとめてみました。
なお、電子申請も書面申請も処理スピードは同じとのこと。毎週金曜日に溜まった申請データを総務省へまとめて送ってるそうです。
本記事では簡便な書面申請のフローを紹介していきます。
マエハラ
グループで開局申請進める場合、
書面申請は記入内容をそのまま流用できるのでかなりラクです◎
②系統図(ブロックダイアグラム)を入手する
開局申請では、どんな無線機を使っているのか届け出る必要があります。
マイクロドローンの場合、この無線機に該当するのがVTX。
正式名称Video Transmit eXchangeですが、その名の通りカメラの映像を無線電波に変換しFPVゴーグルに送信する装置です。
ただしこのVTXはほとんどが海外製。日本で技適認証を取得していないため、国内ではそのまま使えません。
そこで、当該VTXの回路図と仕様情報が記載された「系統図(ブロックダイアグラム)」を用意し、第三者機関に保証してもらう必要があります。
(出典:JARD公式HP記載の系統図例)
カタオカ
この系統図の入手には相当骨が折れましたよ・・・なんて面倒くさいんだ!
というわけで系統図の入手方法をご紹介します。
【A】信頼できる国内販売店で購入する。
国内販売店では系統図を添付してくれるところがあります。
希望するマイクロドローンを系統図付きで売ってくれる国内販売店があれば、多少割高でもそこから購入するのが良いでしょう。
系統図付きで販売してれるお店をいくつかピックアップしてみました。(個人調べ)
- エアクラフト・・・Inductrix系をお求めの場合オススメ。Yahooショッピングにもお店あり。
- dknbFPV・・・BETAFPV系が充実。レースも主催している。
- ep-models・・・ハイビジョン撮影の完成機も揃えてます
- hobbynet・・・埼玉県吉川市にある大型ラジコンショップ。関東のリアル店舗ならここ。
- FUNFUN・・・大阪松原市にあるリアル店舗。サポートも充実してそう。
カタオカ
私は
- エアクラフトさんでinductrix pro
- dknbFPVさんで Beta75X
を購入し系統図を頂きました。
【B】戸澤洋二さんに相談する
日本ドローン無線協会 会長の戸澤洋二さんはFPVの先駆者。
数多くのVTXを解析し系統図を作成されています。
手持ちのマイクロドローンモデル名とVTXの回路画像をメールで送信し、対応する系統図があれば、1,000円で譲って頂くことができます。
カタオカ
私はUS65というブラシレスモーター機を照会したのですが、該当するものがありませんでした。
が、このクラスのVTX構造はぼとんど同じらしく、近しい系統図を頂きました。
【C】自作する
これは無線工学に詳しい方向け。
実はマイクロドローンの有名メーカーBETAFPVさんのサポートサイトでは、系統図が公開されています。
カタオカ
ただそのまま開局申請に使うのは情報が不十分なので、サポートに直接確認してみました。
ちなみに今回確認したのは Z02 AIO Camera の仕様です。
Hello BETAFPV staff.I bought Beta75X in this month.And I used the [Z02-Block-diagram] data to apply to a radio station in Japan.But, I needed additional information to pass the application.Can you tell me the following data?————————————————————–①Input voltage data to the RTC6659.②Any Specification*Modulation method :Reactance modulation ?*Video frequency 😕 Mhz*Occupied frequency bandwidth : Less than ? MHz*Radio wave type :F8W ?*Rated output :0.2w(200mw)?————————————————————–( Refer to attached file for details)
パワーポイントに用式の雛形をつくって添付したところ、赤字で補足してくれました!
ただ結局情報としては不足していたため、完成には至らなかったのですが、やりかけのパワーポイントファイルを念の為UPしておきます。もし無線工学に詳しい人がいれば、たたき台して活用してみて下さい。(完成のあかつきには共有いただけるとありがたし!)
▼マイクロドローン「Z02 AIOカメラ」VTXの系統図(作成途中)
マエハラ
2019年3月23日現在、BETAFPVのサポートページでは以下のVTXの系統図(たたき台)が公開されていました。
知識のある方は、直接サポートに詳細仕様を確認し情報を追加することで系統図を自作できると思います。
もしうまくいったらコメント欄にて共有いただけると幸いです◎
③保証機関を選択する(JARD / TSS)
系統図を入手したら、VTXを国内使用に問題ない事を保証してくれる第三者機関を選びます。
現在2つの選択肢があります。
違いは下記の通り。
初心者ならホームページが見やすいJARDで保証を受けるのがオススメ。
開局時に大量のVTXを保証してもらう必要がある場合は一律同料金のTSSがコストメリットあります。手続きに慣れて大量の申請をされる場合は活用すると良いでしょう。
カタオカ
JARDはドローンFPV手続きに特化した案内ページも作っています。
申請書類や記入例が揃っているので非常に助かりました。
オーヒラ
JARDは、アマチュア無線4級の講習会も運営しています。
お世話になりました◎
④保証料を支払う
申請する送信機(VTX)の台数に応じた保証料を、指定口座に支払います。
JARD・TSS それぞれの保証料を簡単にまとめてみました。
送信機(VTX)数 | JARD | TSS |
---|---|---|
1 | 4,100 | 4,800 |
2 | 5,100 | 4,800 |
3 | 6,100 | 4,800 |
4 | 7,100 | 4,800 |
5 | 8,100 | 4,800 |
6 | 9,100 | 4,800 |
7 | 10,100 | 4,800 |
8 | 11,100 | 4,800 |
9 | 12,100 | 4,800 |
10 | 13,100 | 4,800 |
10台にもなってくると結構金額に開きが出てきますね!
支払口座は各HPを参考下さい。
また、開局申請後に新たに送信機(VTX)を買い増した場合、別途手数料を払って変更届を出す必要があります。なので複数VTX導入予定の方は初回でまとめて申請しておいた方がお得です。
カタオカ
ちなみに私は巣鴨のJARD事務所に足を運び、その場で直接保証料を支払いました。
提出書類もその場でチェックしてもらえるので、平日都合をつけられる方はオススメです。
⑤申請書類に記入する
保証機関を決めたら必要書類に記入していきます。記入用紙をJARDの特別ページからダウンロードし印刷しましょう。
- A:無線局免許申請書
- B:アマチュア局の無線設備の開設保証願書
- C:無線局事項書及び工事設計書(A4×2枚)
- D:返信用封筒1枚(84円切手貼付)
- E:電波使用料 前納申出書
なお印鑑が必要ですので用意下さい。
では各書類で主に気をつける点を紹介します。
【A】無線局免許申請書
総務省に支払う申請手数料4,300円を収入印紙で支払います。
収入印紙はコンビニでも買えますが、少額面のものしか扱っていないため、郵便局で調達しましょう。
他箇所の記入例はこちらを参照
【B】アマチュア局の無線設備の開設保証願書
どの送信機(VTX)を保証してほしいのか一覧を書きます。「送信機の名称等」の欄には、系統図に記載の名称を記入しましょう。
複数台申請する場合は次の行に随時追加します。
また、右側空欄には保証料を支払った確証を貼ります。ネット銀行払いの場合は画面のスクリーンショットを印刷すると良いでしょう。
他箇所の記入例はこちらを参照
【C】無線局事項書及び工事設計書(A4×2枚)
保証を依頼する送信機(VTX)の具体的内容を記載します。
1枚目で迷いがちなのは電波の型式。ほとんどのVTXは変調方式がF8Wリアクタンス方式ですが、電波の型式としては4SAにカテゴライズされます。
またVTXの出力はマイクロドローンの場合25mw(0.025W)~200mw(0.2W)と1W以下のものがほとんど。したがって空中線電力の欄には「1W」と記入しましょう。
2枚目で分かりにくいのが終段管の名称個数欄。たまに系統図に複数チップ名が書かれている場合がありますが、アンテナ側に近いチップ名を書けばOKです。
この場合、系統図ではRTC6705とRTC6659があるが、アンテナ側に近いRTC6659を記入します。
他箇所の記入例はこちらを参照
【D】返信用封筒1枚
申請完了後、免許状の送り先を記載した封筒に82円切手を忘れずに貼りましょう。
【E】電波使用料 前納申出書(任意)
アマチュア無線局を開局すると毎年電波使用料を支払う必要があります。とはいってもアマチュア局の場合毎年300円。
毎年都度小銭を振り込むのが煩わしい方は、免許状の有効期間である5年を上限に前納することができます。
カタオカ
5年間でわずか1,500円なので、私は前納することに。
ちなみに人工衛星の電波使用料は最大約5億円/年らしい・・・。クレカじゃ払えねぇ。
後日こんな払込票が送付されました。口座引落登録をする手間が省けるのでオススメです。
記入用紙はコチラのページでダウンロードできます。前納を希望する方は記入の上、申請書類に同梱しましょう。
⑥申請書類を提出する
必要な申請書類を改めておさらいしましょう。
- A:無線局免許申請書
- B:アマチュア局の無線設備の開設保証願書
- C:無線局事項書及び工事設計書(A4×2枚)
- D:返信用封筒1枚 (82円切手貼付)
- E:電波使用量 前納申出書(任意)
- F:系統図
書類の準備が終わったら、各保証機関に郵送します。
マエハラ
せっかく用意した書類が行方不明になるとショックなので、追跡可能なレターパック等で送りましょう。
⑦免許状届く!
書類提出から約3週間後の12月下旬。ついに無線局免許状が届きました!
カタオカ
アマチュア無線4級合格から4ヶ月もかかりましたわ・・・。疲れた~!
⑧調査報告書に記入して返信
保証を依頼した第三者機関(私の場合はJARD)より、調査報告書が届きます。
これは
- 今回申請した送信機(VTX)が不具合を起こしていないか?
- 発行した免許状が適切な形で保管されているか?
を確認するためのもの。
上記問題なければ
○放送受信障害と電子機器への影響=>無し
○業務書類の整備=>整備済み
にチェックを入れ、切手を貼って返信しましょう。
オーヒラ
申請書類を提出して終わりかと思ってたら、また書かなきゃいけない書類が届いたので焦りました・・・。
念の為JARDに電話して記入しています。
まとめ
今回は3台の送信機(VTX)を使って開局申請を行いました。費用は下記の通り。
開局申請手数料(書面) | 4,300 |
JARDの保証料(3台分) | 6,000 |
電波使用料5年分 | 1,500 |
返信用封筒切手 | 82 |
書類発送費(レターパックライト) | 360 |
【合計】 | 12,242 |
約1.2万円。
これに系統図入手コストが加わりますので、地味にかかります。
ドロ沼くん
気がつくと結構お金をつぎ込んでるのがドローン沼の怖いところドロ・・・。
なお申請自体が面倒な方は、一切の手続きをやってくれる日本ドローン無線協会の申請代行サービス(新規開局費用は21,600円)もあります。自分で手続した場合と費用は大きく変わらないため、時間がない・早く申請したい方はメールで相談してみると良いでしょう。
カタオカ
開局申請は完全に初心者殺しの制度ですね。実際頭溶けそうでした。
簡素化されればドローン愛好者が増えて産業利用がもっと進むでしょうね。
本記事で不明点ありましたらお気軽にコメント欄に記入下さい。お答えできる範囲で回答します。
今日の一句
”開国と 並ぶハードさ 開局申請”
アナタモ、カイキョクシテクダサイ~
「書いて覚える開局申請講座」もやってます。
本記事が好評だったので、開局申請講座の講師として登壇させて頂きました。
座学だけでなく実際に申請用紙を書くところまで一緒にやるプログラムが好評でした。
本当に世界一わかりやすいサイトです。ありがとうございます。
最近、ドローンに目覚め、2.4Gに飽きて、FPVでもはじめようかと
あちこち物色していたら、ここにたどり着きました。
本来は国内販売店かと思いましたが、少し高いので、衝動的にカタオカさんに追従してしまい、US65を発注してしましました。
そこで、カタオカさんにお願いです。
当初、ネットで見つかるとタカをくくっていた系統図が見つかりません。
できましたら、見せていただきたいのです。だめなら、戸澤さんにお願いの仕方を教えていただけないでしょうか。
お忙しい中、勝手なお願いで申し訳ありません。
宮坂さん コメントありがとうございます。
US65はブラシレスモーターで外でも飛ばせるパワーがあり、電池や急速充電器も揃ってお得なのでホントオススメですよー!私もスペア用にもう1台買ってしまいました笑。
さて系統図なのですが、こちら専門家の方が相応のコストをかけて解析し書類を作成している背景から無料でネット公開されていることは稀です。
また、解析された方への敬意を表する上でも本サイト経由でお譲りするのはなかなか心苦しいところがあり・・・^^;
ですので戸澤さんに系統図を照会頂き1,000円を払って入手されるのがスマートかと思います!
依頼される際の文面のたたき台をつくってみましたので参考ください。
———————————————————————–
戸澤様
中国ECサイトより購入しましたUS65に対応する系統図について
送付いただきたくご連絡致しました。
2018/10/15 8:32 に片岡さんに送られたものと同様のものです。
▼VTXの詳細スペック情報
https://www.banggood.com/custlink/GmvvhzyzVm
お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。
———————————————————————–
上記回答となっておりますでしょうか?
ご不明点ありましたら再度記入ください◎
電子申請の画面ですが、liteじゃ無くて証明書方式の方の画面ですね
Macでも、liteとFireFoxの組み合わせで普通に申請出来ました
Oh,どうやら2019年1月7日にリニューアルされたようですね◎(記事中のスクショは2018-11-01時点のもの)
< 平成31年1月7日 重要 電子申請・届出システムLiteリニューアルのお知らせ>
https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/news/index.html#news_20190107
情報ありがとうございます!
残念ながら現在の5,6GHz帯FPVドローンの半分程度は違法無線局みたいですね!北総合通信局監視調査調査課に問い合わせたところ、「5,6GHz帯の違法ドローンは周波数が非常に高く受信が難しいため、違法ドローンの摘発が非常に難しい。」と言っていましたよ!多くのドローン愛好家がこのような解かりやすいサイトを閲覧して違法ドローンが減少することを期待していますよ!\(^o^)/
お世話になります。
アマチュア無線免許は小僧の時に取得していましたが、
TinywhoopでFPVをやりたいと思いこちらを参考に開局申請をしました。
本日JARDより審査OKの通知が来ましたので、
もう少しで開局できます。
ありがとうございました。
Toshichan1961さんが指摘されるように、ホント違法ドローン多いですね。
WIFIの周波数でやるか、免許を取得し開局するかしてほしいです。
ちなみに自分の機体はVTXの電源を半田こてで外していますので、
電波出ていません。(笑)
私は2ヶ月前に免許をとりいざ開局しようと思ったら難しすぎて一度辞めようよと思った時に、このサイトに辿り着き何とかなりそう
めちゃくちゃ感謝してます。
まだ進行形でやっと系統図を手に入れてこれからですけど
今回はARRIS X80とSnapper6の2機を開局申請自力で頑張って通したいと思います
開局申請予備知識がないとほんと難しいですよね。
私も3ヶ月間頭が燃えそうでした。
無事開局完了されることを祈ってます!
fpvを始めようとvtxの開局申請手続き方法を探していてこの記事に辿り着きました。
具体的かつ詳細で非常に参考になります。感謝!
因みに、電子申請・届出システムliteですが、macOS(catalina)+Chromeで問題なく利用できてます。 利用環境チェックでは「判定結果:あなたのご利用環境は推奨環境と一致していません。」ですけどね(笑
本記事がお役に立てて良かったデス・・・!
電子申請でクリアされたんですね。すごい。
私はハガキ待ちプレイ・ブラウザ・スクロールなど様々なストレスで心折れてしまいました笑
どこかのレースでお会いしましょう!
家族で同じFPVドローンを使う⇒個別に開局申請必要に関して
家族に無線従事者が何人かいたら、クラブ局を申請して、構成員に家族メンバーの無線従事者番号を記入すればOKだと思います。そうすれば送信機をシェアできます。これが一番良いと思います。有志が集まってクラブ局にすればもっと安くつくのではないでしょうか?
私は昔、日本で無線をやっていました。多分、今も同じだと思います。今は米国で無線の免許をとってFPVやっています。FPVの為に免許をとったわけではなくて、免許とったあと何年後かにドローンを作り始めました。こちらではFCC(総務省みたいなの)のルールで無線従事者と無線局が一体になってます。いわゆる包括免許というやつで、一々、無線機を申請したりする必要はありません。有効な免許があれば、自分のライセンスの範囲で電波が出せます。免許の試験(日本でいう従事者免許)は20ドルくらいだったはずです。受かれば何日かすれば呼び出し符号(コールサイン)がFCCのデータベースにのります。その時点で無線が使えます。10年間有効です。更新手数料も20ドルくらいだったです。更新すればさらに10年有効です。
日本で昔、私がやっていた頃は、JARDとかTSSとかなく、直接、旧郵政省下の各地方電波管理局に無線局の申請をしました。その時は、系統図を書けばいいだけでした。無線機を買えば取説に系統図がかならず書いてあり、それを写せば楽勝でした。出力電力100W以上の固定局のみ落成検査というのがあって実際に電波管理局から役人が来て、送信電力を測ったり、電波障害がないのを確認してました。今も同じシステムです。
結局のところ、総務省の天下り団体をできるだけ多く作りたいからそんな事になっているのだと思います。高級官僚のやりたい放題です。無線に限ったことではないでしょうけど。あと日本アマチュア無線連盟JARLとその手の団体がくっついてやりたい放題やりたいからかもしれません。アマチュア無線に、やれ無線機の認定だの電波使用料だのアメリカではありえないです。
政治に批判的な内容で、問題あるならコメント消してください。
私も知らない詳しい情報を教えていた頂きありがとうございます!
アメリカでは敷居が低いんですね。ラジコンが一大市場に育つ土壌を感じます。
日本でも最近、資格保有者の監督下であれば無資格者でもFPV飛行できるような枠組みが総務省内で進んでいるようです。
これがもし実現するとFPVを楽しめる環境がガラッと変わりそうですね!
大変共感しました。今年から海外に移住することになっていたのがコロナのせいで中断しており、そのつなぎで練習のため一応日本でも開設しようと思っていましたが、わざわざ天下り団体を通さないといけないルールがあることが分かりました。
正直がっかりです。
日本では飛ばすことはあきらめました。
有資格者であれば簡単に申請できる環境を作らないと日本はまた遅れをとると思います。
このコメントが問題があるのであれば削除していただいても結構です。
質問させて頂きます。
電波使用料の前納申出書を申請すると
免許状と一緒に払込票が届くのでしょうか?
たしか別送だったと思います!免許状が届くのが先だったかと!
ありがとうございます。
もうちょい頑張ってみますm(__)m☆
此方の説明通り進めて行き先日免許状届きました、ネット申請では無く郵送にて申請しました、
良かったです!
私も初回電子は無理でした笑
記事を読んでタイニーフープに興味を持ち始めたものです。
疑問なんですが、開局済みのvtx が故障し交換する場合、同じvtxでも再度開局申請が必要なんでしょうか?
開局申請は一回だけていいので変更申請という形になりますね。ただ全く同じVTXならば正直違いがないですよね笑
当方、海外に住んでいますので、知り得た範囲で実情をお届けします。目的は「法律だから仕方がない、手続きしよう」と泣き寝入りするのではなく、「日本が厳しすぎる、異常だ。法律を見直すべきだと」と感じていただければ幸いです。
スペイン 250g以下だと、免許もVTX登録もなし。技適マーク制度もなし。(おそらくEU諸国もほぼ同じと考えられます。。)
カナダ 250g以下だと、免許もVTX登録もなし。技適マーク制度もなし。250g以上だと免許はいらないが、約450円も払って登録する必要があり航空法が適用される。
アメリカ カナダよりさらに法律が緩いらしいです。。。さすがイノベーションを起こす土壌が育っていますね。中国の深センあたりにOfficeを構えると更に税金優遇制度がついてきそうな気がします。
DJI-digital air unit もアナログVTXと同等扱いです。
CaddxFPVに技適マークを会社として取る予定があるかと聞くと「日本の法律は厳しすぎて審査料が高いから、申請しなかった。」と回答がありました。
アマチュア無線申請でこれほどの手間がかかるということは、商業用で開発されている日本のDrone会社はテスト飛行を申請するだけでどれほど苦労されているのでしょうか?一度BeachのRescue系のドローン開発をされている会社に、お電話する機会がありましたが、悲鳴を上げておられました。。。総務省の基本的スタンスは、「実績のない機器には使用許可は与えられない」だそうです。
お忙しいところすみません。
いつも、ブログ、動画で勉強させてもらっています!!
質問なんですが、
同じ機体を数台購入した場合、
開局申請の際に必要な系統図は一つあれば良いと思うのですが、
申請時には、台数分入力?するのでしょうか?
お手隙の時にアドバイスくださると
ありがたいです。
宜しくお願い致します!
いつもありがとうございます。
ハイ、そのとおりです!ですので1枚の系統図を使いまわして複数台数登録しておくのが吉だと思います◎
ありがとうございます!
あともう一つ質問すみません!!
例えば、mobula 6 をfrskyで3台購入した場合、
初めての開局申請する際
3台登録すると、一つの開局免許状が発行されて、そこに後に追加分があっても
紐付けされる(ぶら下がる)と理解しているのですが、
1台を申請して、
壊れたら、次にストックしている機体を出して使ってもわからないし、変わり映えもせずなのかなと思っていました。
しかし、
申請した機体と全く同じvtxだとしても、
登録していないvtxを運用する場合は、
必ず「追加申請」しないと違法であるという事で間違いないでしょうか。
理解力不足で質問が重複していたら
申し訳ないです。
宜しくお願い致します!
このあたりは個人の裁量ですので私からはなんとも言えないですね笑
スミマセン!
初めてメールします。アマチュア無線の免許状は持っています。FRVドローンの申請は変更、増設で申請すればいいのでしょうか?
ど素人の質問ですいません。
宜しくお願いします。
はい、ご認識の通り変更申請でVTXを追加する形になります!
とてもわかりやすく解説していただきありがとうございます。
JARDさんの保証額1台目は4,000円→4,100円に変更なっていました。
切手代82円→84円。細かくてスミマセン。
ありがとうございます!すぐ修正できる箇所に早速反映しましたm(。。)m