マイクロドローンクイズ(β版)

【やっぱFATSHARK?】FPVゴーグルは結局どれがオススメやねん!2眼式を徹底的に比較してみた。

2眼式FPVゴーグルは高い!

マイクロドローン操縦にあたって必要なんだけど購入に躊躇するのがFPVゴーグル。

機体本体やプロポは1~2万円台で買えるのに、いいFPVゴーグルとなると3万円~6万円台と急騰します。

カタオカ

マイクロドローン入門者にとっていきなり3-6万円出すのはかなりの障壁!
なので安い単眼式(通称:海女さんゴーグル)で楽しんでいました。

amasan-fpv-goggles

ちなみに私が使っているEachine D3は7,000円前後でDVR(録画)機能装備とコスパ抜群です。

eachine_d3

ドロ沼くん

ちなみにカタオカ氏は既に3台の単眼FPVゴーグルを持ってるドロ・・・。はよ2眼買え・・・

高いのに2眼式FPVゴーグルが気になってくる理由

でとりあえずは単眼式FPVゴーグルで問題なかったのですが、だんだん使い慣れていくうちに細かいところが気になってきました。

①単眼ゴーグルは重く感じる

単眼式FPVゴーグルはそこまで重量はありません。ですが本体サイズに奥行きがあるため、どうしても重心が体から離れてしまいます。

結果なにか引っ張られているような重量感を感じることに。

また、固定バンドも頭部側面だけでなく頭頂部にも必要になるため、上から軽く押さえつけられている感覚が若干ストレスを感じます。(髪の毛もペチャンコに)

 

image

 

②単眼ゴーグルはデカくてカサばる

単眼式FPVゴーグルは筐体が大きいのでかさばります。ちょっと外でドローンを飛ばしたいときや旅行時には荷物に。

マエハラ

頻繁に旅行する僕は荷物をコンパクトにまとめたい派。

旅先でもストレスなくマイクロドローンを楽しむなら、コンパクトな2眼式FPVゴーグルのがよさげです。

 

③単眼ゴーグルは老眼にキツイ

単眼式FPVゴーグルは筐体内の液晶モニタを一定の距離で眺めます。ただ加齢とともに目の調整機能が衰えてくると焦点が合わず見えにくく感じてきます。

image

 

オーヒラ

実際私も老眼のせいか、単眼ゴーグルだとぼやけて見えます。

少しすると車酔いしたようになってしまいました。

恐らく視点があってないような気がします。

 

④レース上級者に単眼使用者がいない

マイクロドローンレースに出場してみると分かるのですが、上級者で単眼式FPVゴーグルをつけている方は皆無

決勝に勝ち進むトップレーサーはみんなFATSHARK or SKYZONE製の2眼式FPVゴーグルを使われていました。

wtw-cup-finalist-fpvgoggles

WTW CUP02の最終レースの様子。みんなFATSHARK!

カタオカ

あとビジュアル的にも2眼式ゴーグルの方がカッコよく見えますよね。

2眼式FPVゴーグルのスペックを一覧表にしてみた

で、いざ2眼式FPVゴーグルを買おうと思い立つのですが、高価格ゆえに無限ループにハマってしまう・・・!

 

カタオカ

検討が進まないのは迷ってるポイントが曖昧なままだからかなぁ。

じゃあ具体的にスペックを整理してみよう。

 

ということで各メーカーの主要製品を比較一覧化したのが下記表。
(PDF版も用意しました⇒2眼式FPVゴーグル比較一覧表.pdf

メーカー
モデル名
Eachine
EV100
Eachine
EV200D
Skyzone
SKY02S V+ 3D
Skyzone
SKY03 3D
FATSHARK
HD3 Core
FATSHARK
HDO
Fatshark
Attitude V5
画像
発売年月2017-092018-082016-092018-012016-11
(販売終了)
2018-082019-06
単体価格¥12,000¥33,808¥31,103¥47,332¥39,320¥52,000¥33,000
受信機付属付属付属付属別売別売付属
アンテナ付属別売付属付属別売別売付属
ヤフオク
中古売価
¥9,000¥29,000¥26,500データなし¥35,000データなしデータなし
白・黒白・黒白・黒白・黒・赤
解像度720
×
540
1280
×
720
854
×
480
800
×
600
800
×
600
960
x
720
640
x
400
モニタ
種類
液晶液晶液晶液晶液晶有機EL有機EL
視野角
(FOV)
28度42度30度43度42度37度30度
アスペクト比4:316:9 ⇔ 4:316:94:34:34:34:3
IPD調整
(瞳孔間距離)
58-64mm56-72mm59-69mm57.5-69.5mm59-69mm59-69mm59-69mm
焦点距離調整
(ダイヤル調整)

(別売レンズ)

(別売レンズ)

(別売レンズ)

(別売レンズ)

(別売レンズ)

(別売レンズ)
換気ファンなし
DVR
(録画機能)

別途機器必要
映像形式NTSC/PALNTSC/PALNTSC/PALNTSC/PALNTSC/PALNTSC/PALNTSC/PAL
録画形式-AVI 30fpsAVI 30fps
JPEG(写真)
MOV・30fpsAVI 30fpsAVI 30fpsAVI (?fps)
メモリー
カード
-32GB32GB128GB32GB32GB32GB
映像入力AVHDMI・AVHDMIHDMI・AVHDMI・AVHDMI・AVAV
映像出力AVAVAVAVAVAVAV
本体
USB給電
-----
付属
バッテリ
7.4V
1,000mAh
7.4V
1,800mAh
別売12V別売12V7.4V
1,800mAh
ケースのみ
7.4V
1,800mAh
ケースのみ
7.4V
1,800mAh
ケースのみ
本体サイズ
(mm)
165
×
76
×
30
196
×
90
×
40
168
×
92.5
×
41
170
×
83
×
44
169.2
×
80
×
45.5
169.2
×
80
×
45.5
168
×
83
×
71
重量180g155g
(受信機除く)
231g152g186g193g
受信ch数72ch72ch48ch48ch43ch43ch
アンテナ
端子数
2422受信機次第受信機次第2
端子形状RP-SMARP-SMASMASMA受信機次第受信機次第SMA
受信感度≤-93dB≤-93dB≤-90dB≤-90dB受信機次第受信機次第≤-90dB
インピーダンス50Ω50Ω50Ω50Ω受信機次第受信機次第
ケースの有無なし
ほか特徴安いUSB給電フロントカメラで
外見れる
フロントカメラで
外見れる
ブランド力ブランド力
有機EL応答速
ブランド力
有機EL応答速
全セット付属

(各社FPVゴーグルの公式マニュアル等から作成)

項目によっては結構差が出てきました

一部分かりにくい項目もあるので解説しましょう。

受信機・アンテナの有無

2眼式FPVゴーグルで一番分かりにくかったのがこの概念。実はゴーグルを買っても映像をみることができない機種があります。

カタオカ

単眼式FPVゴーグルは、買えばすぐに映像受信できたので、それが当たり前の感覚になってました。

2眼式FPVゴーグルは機種によって別途映像受信機を別途買う必要があるので要注意です。

 

そこで機種ごとに図で整理してみました。

FATSHARKのHDOはゴーグルに受信機が内蔵されていません!従って別途受信機とアンテナを購入する必要があるため、その分さらにコストアップします。(1万円ちょい)

カタオカ

ゴーグルだけでも高いのにさらに費用が上乗せされるなんて・・・

はじめからセットにしてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

2019-06-13追記

FATSHARKが新たに発売したエントリーモデル Attitude V5は受信機からアンテナまですべて揃ってます!これは嬉しいぞぉぉ!

解像度

ディスプレイの細かさです。数値が大きいほど細かく描写できるのでドットが目立たなくなります。

EV200DHDOが頭ひとつ抜けています。

カタオカ

新しく発売されたエントリーモデル Attitude V5 は有機EL。

しかし解像度が640 x 400 と列挙した中でも低い部類に入ります。

モニタ種類

ほとんどのFPVゴーグルに液晶が採用されていますが、FATSHARKのHDOAttitude V5 だけ有機EL

自発光する有機ELはバックライトのある液晶よりもコントラストが優れているので、見える映像はより鮮明です。

また有機ELの方が応答速度が早いので、精緻なコントロールが要求されるレースでは有利に働くと思われます。

 

視野角(FOV)

見える映像の画角。視野角が大きいほど広い範囲を見渡せますが、画面周辺がボケやすくなるデメリットも

まっくさんのFPVゴーグルレビュー記事によると、HDOの視野角37度あれば十分のようです。

image

カタオカ

新発売の Attitude V5 のFOVは30度と低め。使用上問題ないかが気になるところです。

アスペクト比

マイクロドローンのカメラ(VTX)を通じて送られてくる映像のアスペクト比は4:3が多数。したがってFPVゴーグル側も4:3に合わせておくと実物通りの映像を確認することができます。

もしFPVゴーグルのアスペクト比を16:9に設定すると、横に引き伸ばされた映像に。目測と見え方が変わってくるため、正確な操縦を実現するのであれば4:3がベストっぽいです。

aspect-ratio

EV200Dはアスペクト比を4:3⇔16:9に切り替えできる唯一の機種。

モニタのアスペクト比16:9が多いPCの画面を外部入力するとき活躍しそうです。

IPD調整(瞳孔間距離)

IPDとは Inter Pupillary Distance略称。左右黒目の中心間を結ぶ直線距離です。図にすると下記の通り。

ipd-zukai

ちなみに日本人の平均は

  • 男性:64mm
  • 女性:62mm

だそうです。

カタオカ

私の場合、自宅にあったメジャーで測ってみたら63mmでした。

 

EV100だけ他機種よりも調整可能幅が小さい(58-64mm)ので注意しましょう。

 

焦点距離調整

モニタとのピント調節機能。強い近眼や老眼の方には欠かせない2眼ゴーグルならではの特長です。

EV100は機器本体のダイヤルで調整しますが、それ以外の機種は別売りレンズに入れ替えて調整します。

>>>【参考】Amazonで「FATSHARK FPV 視度レンズセット-2-4-6」を2.5%引きで買う方法

オーヒラ

これで老眼がちょっと入った私でも安心して使えそう。

 

DVR
(録画機能)

FPVゴーグルで受信した映像をSDカードに記録する機能です。ほとんどの2眼式FPVゴーグルには実装されていますが、EV100だけは外部DVR機器を接続しないと録画することができません。

image

また、一覧表には出ていませんがDVR機能の使いやすさも重要です。moccaさんのレビューによるとEV200DはDVR起動するまで10秒ほど要するらしいです。

こういった操作性に関する要素は個人の好みになってきますね。

 

映像入力・出力

地味ですがあると便利なのが映像入力・出力機能。イメージは下図の通り。

fpv-goggles-input-output

映像入力は、HDMIに対応しているとPCの映像をゴーグル越しで見ることが出来るので、シュミレーター練習に実践感が出ます。

映像出力は、ゴーグルがマイクロドローンから受信した映像をAV端子を備えた外部モニターやテレビに出力できます。屋内飛行時、家族でFPV映像を楽しみたい場合に活躍するでしょう。

 

本体サイズ

ほとんどの2眼式FPVゴーグルも20cm×10cm×5cm以内には収まっています。

ただちょっと気になるのがEV200Dの横幅。他のFPVゴーグルより3cm弱幅広です。

またAttitude V5 も 高さが7cm HDOと比較して2.5cmほど大きい。

カタオカ

私の場合、可搬性にこだわりたいので、この2.5~3cm差がちょっと気になるところ。

 

その他の特徴

一覧表に記載の2眼式FPVゴーグルでユニークな機能を有しているのがSkyzone。なんとゴーグル前面にフロントカメラを装備。

スイッチを押すだけで「ドローンFPV映像→フロントカメラ映像」に切り替える事ができます。地味に便利です。

 

fpv-goggles-skyzone-special

リセールバリュー(ヤフオク中古売価)

高価な2眼式FPVゴーグルですが、中古で売却した際、高く売れれば実質のコストは安く済みます。

ブランド力の高いFATSHARKが高く売れるのかと思いきや、どの機種も購入価格を少し下回る程度

fpv-goggles-resale-value

2019年3月のヤフオク落札相場。中古でもけっこういい値段で売れている。

カタオカ

  • FPVゴーグル自体がヤフオクやメルカリに多く出品されていない
  • 海外ECサイトから買うと納期がかかる・ホントに届くか心配
  • 国内販売店だと20%前後高くなる

ことから中古市場でも高価格を維持しているのでしょう。

従ってリセールバリューを重視してゴーグルを買う方は、今ならどれを買ってもOKです。

 

結局どのFPVゴーグルがオススメなのか?

というわけで詳細にスペック比較した結果どれがベストバイなのか?たどり着いた結論は・・・

 

 

 

自作の鮫ステッカーでデコってます

FATSHARKのHDO

 

理由は下記の通り。

  • ヤフオクに全く流通していないのでリセールバリューの期待値高
  • 最上位機種なので今後また迷う余地がない
  • 有機ELでコントラスト・応答速度良し
  • DVRなどの操作性(EV200D 比)
  • コンパクト(EV200D 比)
  • 見た目がカッコイイ

受信機含めるとEV200Dとの価格差は2倍になってしまいますが、コンパクト性や操作性の不満でアレコレ悩む方がモッタイないと思いました。

カタオカ

今ならエントリーモデル「Attitude V5」という選択肢もあります。

しかし最終的に最上位モデルHDOを欲しくなると思うので、はじめからHDOにしておいて良かったです。

受信機は「FuriousFPV True-D V3.6」

FATSHARKのFPVゴーグルを選んだので、受信機・アンテナも揃える必要があります。

色々ある中で選んだのがコチラ。

FuriousFPV True-D V3.6

FuriousFPV True-D V3.6

 

Youtube上の比較動画の中で性能がよく価格も比較的手頃(8,000円前後)だったためです。

ドロ沼くん

グフフ、これでFPVゴーグル沼から脱せればいいドロね・・・。

まとめ

人によってベストなFPVゴーグルは違うと思います。

FPVゴーグルの機能で何を優先するのかをはじめに明確にしておけば、迷いづらくなるでしょう。

カタオカ

ざっくりケース別にオススメするならこんな感じ?

  1. 既に単眼ゴーグルたくさん持っててもう迷いたくない⇒FATSHARK HDO
  2. はじめて買うFPVゴーグルが2眼式⇒全部揃ってコスパ抜群のFATSHARK Attitude V5
  3. どーしてもあのフロントカメラを使ってみたい!⇒Skyzone

 

本記事とFPVゴーグルスペック比較一覧表が、これから購入を予定されてる方の参考になれば幸いです。

 

今日の一句

”一覧表 整理で見える ベストバイ”

【PDF版】2眼式FPVゴーグル比較一覧表.pdf

【参考】各FPVゴーグルの公式マニュアル・説明書(PDF)

念の為スペック比較表を作成するにあたり参照した各ゴーグルのマニュアルデータも下記まとめておきます。

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