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【はじめての】マイクロドローンレース出場ガイド

レース情報知りたい方は下記記事をご覧下さい!(随時更新)
⇒2020年マイクロドローンレース開催情報

TelloやPhantom、各種トイドローン。買ってみて当初は興奮したけどだんだん飽きて飛ばさなくなった・・・

なんてことありません?

ご安心下さい。マイクロドローン界にはレースがあります!

室内で複数人同時にドローンを飛ばし、最速を競う様はまさにリアルマリオカート!

microdrone-race-image

MADさん開発のレース中継システムがゲームみたいですごい!

これが楽しくないワケがない!

 

カタオカ

とはいえレース出るのに敷居高く感じるのも事実。

今回はレースに出ることのメリットや出場前に準備しておくことを、レース歴まだ3回のド素人目線でまとめてみました!

 

マイクロドローンレースに出ることにメリット

カタオカ主観ですがレースに出ることにメリットは下記の通り!

①操縦技術が上がる

漠然と飛ばすよりも目的意識を持って飛ばす方がクリアすべき課題が明確になり次に繋がります。

カタオカ

下記動画は初めてレースに近い環境で飛行した様子ですが、ゲートをくぐるだけでも精一杯の子鹿バンビ状態。

自宅で適当に飛ばすのと全然違うなと痛感しました。

素振りだけやっていても野球は上手くならないのと同じですね!

また、上級者と比較できるので、今の自分に何が足りないのかが明確になり操縦技術が向上します。

 

②レーサー同士で情報交換できる

マイクロドローンに関する情報はインターネット上に十分整っている状況ではないため、人から聞く情報が一番信頼できます。

レースに出場すれば、他選手と話す機会・接点が多くなり情報も得やすいでしょう。

選手控え室での光景。他選手の備品を眺めるだけでも勉強になります。

 

③メーカー・販売店から面白い話がきける

レース開催にはマイクロドローンメーカー・販売店が関わっている事も多いです。

2019年5月26日に開催されたBETAFPV JAPAN CUPはマイクロドローン界では有名な中国深センのBETAFPVさんと国内販売店 dknbさんが主催。

社長のフランキーさんはじめBETAスタッフさん達が来日され、色々お話伺う事ができました。

betafpv-japancup (20)

以前からfacebook上でやり取りしていたBETAFPVのXioさんと

カタオカ

BETAFPVの担当者Xioさんによると、日本はアメリカに次ぐ第2~3位の市場規模なんだとか。

メーカー視点で見ると日本市場にはポテンシャルがあるみたい。

より普及するためにはどうしたら良いか聞かれたので

系統図データの充実

とお伝えしておきました!

このようにサプライヤーに直接話を聞けるのはドローン教養が増えて面白いです。

また、できたつながりから新型機のテストやレビュー依頼など意外な展開につながるかもしれませんね。(ちなみに私はまだありませんw)

 

レース出場前に準備しておくこと

本章ではレース出場前に準備しておくことをまとめました。

① レギュレーション(規定)を確認する(超重要!

全国各地で様々なマイクロドローンレースが開催されていますが、公正を期すためレギュレーションが定められていることがほとんど。

レギュレーションとは「ドローン機体の仕様規定

wtwcup-drone

初レース時に作った機体。ギリギリセーフ!

 

例えば重量30g以内と規定されているのに、31gの機体を持参したら当日の車検でアウト。

出場できなくなるのでレギュレーションは必ず読み込みましょう!

 

よくあるレギュレーションパターン
  • 機体:30g以下(バッテリー込)・ブラシモーター・ガード付 ⇒事例
  • 機体:35g以下(バッテリー込)・ブラシレスモーター可・ガード付 ⇒事例
  • ワンメイク仕様(機体改造なし)⇒事例

 

② 周波数変更をできるようにしておく(超重要!

自宅で飛ばすのとは違い、レースでは他人と同時に飛ばします。したがってVTX(映像送信機)の周波数を切り替えられるようにしておかないと、他人の電波と重複し映像が乱れレース続行不可能に。

実際レース当日練習中に起こった混信。まったく見えない!

こんな中飛ばすのは不可能ですよね・・・。ですので互いに使う無線帯域を決めておく必要があります。

 

アマチュア無線4級で使用可能な帯域は下記3つ。

  • E1(イーワン):5705 MHz
  • F1(エフワン):5740 MHz
  • F4(エフヨン):5800 MHz

このどれかに事前に割り当てられることが多いので、使ってるVTXの説明書を参照しつつ自力で合わせられるよう練習しておきましょう。

DSC01857

 

ちなみにE1(イーワン)・F1(エフワン)というのは下記周波数表における「 Band × CH 」の組み合わせを指しています。

例えば5705 MHzは「 Band-E × CH1 」の組み合わせなので、E1(イーワン)と呼称されるのです。

frequency-tables-2

EV200Dのマニュアルに記載された標準的な周波数表

 

カタオカ

はじめて練習会(WTW)に行ったとき、

イーワン・エフワンといった言葉がフツーに飛び交い意味分からなくて焦りました笑。

レース当日も途中で周波数変更する場面があるので、

当日パニくらない為に何度も練習しておくことをオススメします。

 

VTX周波数の変更方法は以下2通りです。

物理ボタンを押して変更

VTXについている物理ボタンを押して周波数を変更します。

一般的なVTXは下記の写真のような構造。

change-vtx-frequency-push

ボタンを押す時間の長さで Band とCHを変更します。選択中の Band と CH が発光するので明快です。

 

カタオカ

ただVTXによってはBand と CH のLED配置が上下逆だったり、Band-CH対応表が独自形式になってたりする事も。

必ずレース前日までに E1 / F1F4 をスムーズに切り替えられるよう手を動かして確認しておきましょう!

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Eachine E013の微妙にBandがズレてる周波数表

 

スマートオーディオ(Smart Audio)で遠隔変更

スマートオーディオとはVTXの物理ボタンを押さずにプロポでVTX周波数を変更できる技術。

音声信号の無線技術を応用しているので「オーディオ」と名前がついています。音が聞こえるわけではありません。(←カタオカは当初そう思ってた笑)

いちいちキャノピーを開かなくても遠隔で周波数変更できるので、慣れるととてもラクーッ◎

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ただし使ってるFC・VTXが対応していないと使えません。

カタオカ

ちなみにスマートオーディオ対応のVTXは物理ボタンでも周波数変更可能ですが、

電源入れなおすとスマートオーディオの設定に戻るのでご注意を。(US65など)

実際の変更動画はコチラ(プロポのスティックでメニューを操作します)

 

③ OSDの設定(OSD対応者のみ)

OSDとは「On Screen Display」の略称。FPV映像上にバッテリ残量飛行時間などを表示できる機能です。

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様々な情報を同時表示できるOSD機能

もし使うFC・VTXがOSD対応しているのであれば、設定ソフトBetaflightを使ってOSD表示項目をセッティングしておきましょう。FPVゴーグルで録画し後でレースを振り返る際に役立ちます。

ただしレース出場にあたっての必須条件ではないので、余裕ない方はパスしてOK

カタオカ

周波数変更スムーズにできるほうが重要です!

 

レースに持参するアイテム

①機体本体

繊細な機体を壊さないために、タッパージップロック使って運搬されてる方が多いです。

間違えて別のもの持ってきたらダメですよ笑

DSC01843

WTWCUP 03のケータリングで販売されていたドローンパン

 

②選抜したバッテリ

レース当日に飛行できる回数は実際それほど多くはありません。

また、次の飛行機会までわりと時間があるので待ち時間中に充電することもできます。

ですので、ありったけのバッテリーを持参するより、ちゃんとパフォーマンス出るものを選抜した方が当日混乱せずに済みます。

 

レース参加人数にもよりますが、個人的に現地で充電できる環境があるならば、5-6本あれば十分でしょう。

 

カタオカ

以上レース当日外れバッテリを引いて完走できなかった経験者談でした・・・笑

 

③プロポ

電池残量がちゃんとあるか確認しておきましょう。地味にチェック忘れがちです。

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電圧が低すぎないかチェックしよう!

 

④FPVゴーグル

もし忘れたら目視で頑張りましょう笑

他選手の飛行を観察したりDVR(録画)を多用する場合、バッテリ消費が激しくなるので予備バッテリはあったほうが良いです。

(単眼式FPVゴーグルの場合はモバイルバッテリ)

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3度目のレースにて導入したFATSHARK HDO

カタオカ

単眼式しかない方、心配ご無用!よほどの長距離コースでなければ十分戦えます。

2眼式は高いので、レース慣れしてからの導入でも良いでしょう。

(↓初レースを単眼で戦うカタオカ)

もし上位入賞を狙うなら、映像遅延が少ない2眼式が有利。実際入賞者のほとんどはFATSHARK HDOユーザーでした。

 

⑤充電器

レースで使うバッテリ数は多くありませんが、充電器はあると安心。

1セルの場合、私はEachineのUS65に付属してくる充電器が使い勝手良く愛用しています。

なお単品でも安く売ってます。また、5V⇒12Vの昇圧ケーブルを使えばスピードは落ちますが手持ちのモバイルバッテリでも充電可。

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⑥コンセントタップ

レース会場では100Vのコンセントが使える場合がほとんどです。

しかし数が限られてたり座ってる場所から離れてたりすることがあるので、コンセントタップを持参すると良いでしょう。

余った挿し口を他選手にも開放すれば、会話の良いきっかけになりますよ◎

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↑私はコンパクトでUSB充電口が4個もついてるタップを愛用してます。コード長も1.5mと丁度よく安い。

 

⑦簡易工具セット

完璧を求めると荷物がハンパなくなりますが、最低限度のものを挙げるなら下記3つ

  • ピンセット
  • 精密ドライバー
  • プロペラ交換工具

これがあれば軽いマシントラブルはたいてい解決できます。

 

また断線が心配ではんだごて持参したいけど、荷物が増えるの嫌な方は、コードレスはんだごてという選択肢もあります。

 

⑧予備プロペラ

プロペラが壊れると飛べなくなるので、万が一に備え、1セット以上は持参しましょう。

カタオカ

ちなみに上級者の中には3枚羽と4枚羽を使い分ける方もいるようです。

  • 3枚羽⇒ストレートに強い
  • 4枚羽⇒コーナーリングに強い

らしい・・・。

prop-3-4

 

 

レース当日飛行前

①コース図把握

レースコースは当日確定する場合がほとんど。練習時間中にコース全体像を把握し、気になる点はメモがおすすめ。

速く飛ぶためには、コースを覚えることが重要だからです。

わりとメモ魔です笑

 

②機体のアーム確認

バッテリを接続しスタート台に載せたら、アームして浮くか確認!

タートルモード(ひっくり返ったら自力で起き上がる機能)がONのままになって飛ばない!といったポカミスを防げます。

betafpv-japancup (18)

60%の再現度で出場したドロ沼号

 

③予備バッテリをポケットに

アーム確認時にバッテリ不良が発覚した場合に備え、予備バッテリを1個ポケットに入れておきましょう。

レース運営は時間管理がタイトで、バッテリ交換の制限時間が設けられている場合も。

 

バッテリ取りに戻るのに焦り、本来のパフォーマンスが発揮できないのはモッタイナイですからね!

 

④VTXとFPVゴーグルの周波数合わせ

VTXで設定した周波数に対し、FPVゴーグルの受信周波数が合っているかどうか、最後確認しましょう!

カタオカ

スタート後、他選手の映像を受信してた事に気づきパニックになった男の経験談でした(汗)

 

まとめ

以上レース出場に必要なことをビギナー目線でまとめてみました。

こうして振り返ってみると準備事項が多いですよね。

カタオカ

とはいえすべてを完璧にする必要はなし!

レギュレーション周波数変更だけバッチリにしてさっさと出ちゃいましょう!

 

ドロ沼くん

グフフ、そしてもっとパーツを買い込むドロ・・・

 

 

今日の一句

”レースこそ 技量を上げる いい練習”

 

ドロ沼くん

レースに出まくって技量と投下金額を増やすドロ~!

⇒2020年マイクロドローンレース開催情報

 

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