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ファントムやMavicのような空撮機は重量が200gを超えるため、航空法の関係から飛行に一定の制約があります。
そこで重量200g以下(正確には未満)のドローンとなるのですが、正直玉石混交。もしあなたが200g以下のドローン購入を検討しているなら、全力でマイクロドローンをオススメします。今回はその理由を
- マイクロドローン沼(ドロ沼)にハマった3人の体験談
- ドローン産業の市場規模
を交えてご紹介します。
30代子持ちパパ :カタオカの場合
カタオカ
ドローン昔からやりたかったんだけどすんげぇ高そう。
けどDJIから1万円ちょいでお手軽ドローン 「Tello」が発売されたぁぁあ!ポチィィィ!
これが私がドローンにハマった(ドロ沼)きっかけでした。
カタオカ
Telloの重量は80g。
航空法の規制対象となる200g以上の機体に該当しないので、人口集中地区でも気軽に飛ばせるぜ!
と考えていたんですが、よくよく調べてみると・・・
- 都立公園 ×
- 区立公園 ×
- 荒川河川敷 ×
すべてNG!
航空法に抵触しない200g未満のドローンであっても
東京都の条例・区の条例・河川事務所の規定が大きなハードルとなります。
ご近所で飛ばすのはどうか?
ならばご近所上空はどうか?空中なら大丈夫そう・・・
と思ったら空も私有地の範囲。みずほ中央法律事務所の見解では土地所有者の上空300mまで空中権があるそうです。
なのでドローンを飛ばす際は事前に許可を得ておく必要があります。
カタオカ
ドローン飛ばすだけのためにご近所あいさつ回りするの恥ずかしいし、そもそも許してくれなさそう・・・。
屋内でドローンを飛ばしてみる
じゃあ室内ならどうか?やってみたんですが実際問題Telloは室内飛行ではちょっとデカいんですよ。モーター音もうるさいし。
それにプロペラが子供にぶつかっちゃって泣かせてしまった・・・。
ムスコ
妻
息子の教育にも良かれと思ったドローンが却って逆効果に。ますます飛行可能範囲が狭まる!涙
最後に残された楽園・屋上
室内がダメになったので近所にある妻実家屋上に進出してみました。
だがしかし風が強かった!
突然の風に吹かれて、わがドローンTelloはコントロールを失い、はるか彼方の知らない屋上にランディング。なんだか取りに行くのも気まずいので諦めることに。
カタオカ
ぎゃぁぁぁぁ1.3万円が・・・ショック!
今度はカメラなしの安い小型機で再チャレンジだ!
と安い2台目をゲットしたんですが、懲りずに屋上で飛ばしてまたロスト。
くそっ!もう東京でドローン飛ばすなんて無理なんじゃないか・・・
そんな時見つけたのが【マイクロドローン】
手のひらサイズなのにすごいスピード感を味わえる動画をYoutubeで見つけてしまったカタオカ。
カタオカ
これなら室内で飛ばせてロストの心配もない!
子供とぶつかっても安全!
うぉぉぉぉぉ!これ超やりてぇぇぇぇぇぇ!!
そして半年後、レースに出るまでに!
本日デビューのマイクロドローンレース結果は11位/18人でした。目標の完走は達成!
課題はストレートのスピード。ビビってピッチ入れきれなかった・・・練習セネバ。運営のみなさまありがとうございました!#WTWCUP03#WTW pic.twitter.com/85HZVXpy3C
— カタオカ⌘兼業水耕農家FPV (@peterminced) 2019年2月24日
空撮ドローン所有者 マエハラの場合
台湾ブロガーのマエハラがドローンに手を出したのは2016年。
マエハラ
海外が主な活動フィールドなのでDJIのPhantom3で、台湾やアフリカの景色を撮りまくってました!
日本国内より規制が緩いため思う存分飛ばせたのですが、ある日マエハラをビビらせる事件が!
重さ1.2kgあるPhantom3の操作を誤り、人と衝突寸前に!
マエハラ
幸い大事に至らなかったのですが、この事件を機にドローン熱が一気に冷却しました・・・。
そんな傷心マエハラが出会ったのがマイクロドローン。ご覧の通りPhantom3と比べても驚きの小ささ。
重さは約30gとPhantom3のたった40分の1なので、万がイチ人と衝突しても安全です。
マエハラ
これなら墜落リスクを恐れず気兼ねなく飛ばせそうだぁぁぁぁっ!
趣味なし40代自営業:オーヒラの場合
オーヒラ
自営業なんですが外的要因で収入が大きく変動するので、毎日地味にストレスが積み重なってます・・・。
と日々ストレスに苛まれてるオーヒラ。しかしあるプロ野球選手の特異な趣味について耳にします。
山本昌:「ラジコンのおかげで50歳まで現役でいられた」
(出典:山本昌の楽しいセカンドキャリア講座)
オーヒラ
ラジコンでストレス解消してるって聞いたことはあったけど、ここまで突き詰めて本業にも活かしてるとは・・・
自分が日々ストレスに悩まされているのは、息抜きにあたる趣味を持っていないからではないか?
マイクロドローンならラジコンカーのように大規模なコースを用意する必要はナッシング。
それに体力を要する趣味ではないので長く続けられそう。
オーヒラ
実際にFPVゴーグルをかけてみて、久々に鳥肌が立ちました。こりゃ面白い!
こうして3人の男たちがドローン沼、通称「ドロ沼」に足を踏み入れる事になったのです。
ドロ沼くん
グフフフフ、ドロ沼は思った以上に深いドロよ・・・
今後成長するドローン産業の理解につながる
ちなみに産業としてのドローンは現在急成長中!
これまではドローン本体販売がメインでしたが、ドローンを使ったサービスが拡大しています。
それは空撮だけでなく、
- インフラ検査
- 農業
- 物流
- 測量 etc
とかなり広い領域をカバーしています。
今後産業に大きく入り込んでくるドローンを理解するにはまず触ってみる事が一番!
マイクロドローンならこんなメリットが。
- 飛行に特別な許可不要
- 室内でも安全に飛ばせる
- 余計なセンサーがない分操縦技術が身に付く
- 組立・修理を通じて航空力学・工学知識に自然と詳しくなる
ドロ沼くん
楽しいだけじゃなく、将来のキャリアにも活きるマイクロドローン。
あなたもドロ沼に足を踏み入れてみるドロ~!
こんにちは。
マイクロドローンを目の当たりにして、
ぜひ、やってみたいと思っています。
ですが、どれを準備すれば良いのか
分からず、困っております。
カタオカさんの経験から、
初心者はこれ買っとけ!
みたいな、オススメを見繕って頂ければ嬉しいです!
よろしくお願いいたします!
悠々さん、コメントありがとうございます!
はじめてマイクロドローンをされる際は、いきなりカメラ付きのものでなく、安くて飛ばしやすいもので練習を重ねることがオススメです!
はじめは操縦に慣れないため、あちこちぶつけすぎて壊れたり、風に飛ばされてロスト(私も2台経験)と何かしら失敗経験を積むことは避けて通れないから。
Holy Stoneが出してるHS210というモデルは、高度維持機能もついて予備バッテリっも同梱されているので、取っ掛かりとしては最高の機体です。
(目視レースでもよく使われています)
https://amzn.to/2BK7eky
片岡様
先週のWTW本郷でお世話になった田近です。
週末久しぶりにE010を発掘し飛ばしてみましたが
ビックリするほどヘタになってました(涙)
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
時間空くと腕落ちてますよね〜
私もコロナでほとんど飛ばしてなかったので同様でした◎またWTWで!