マイクロドローンクイズ

ON・OFFスイッチと異なり、レバーの傾き比率により対象機器を段階的に調節できることからプロポーショナルコントロール（比例制御）と呼ばれる。英語表記はProportional Control.

• BNF（ Bind N Fly ）： Nはnotの意味。コントローラー（プロポ）がついていないキット。既に対応プロポを持っている場合はこれを選ぶ。Horizon Hobby社が持つ商標でもある。
• RTF （ Ready To Fly ）： すぐに飛ばすことができるセット。コントローラーと機体がセットになっている。FPVの場合、ゴーグルがついている。
• ARF （ Almost To Fly ）： ほとんど完成している。購入者が組み立てれば飛ばせるキット
• PNP （ Plug N Play ）： コントローラーだけでなく、電池や受信機が接続されていないキット。電池やモーターは付属している。

始めたばかりだとパーツ選びで消耗するため、すぐ試したい場合はRTFを選ぶと良い。

技適認証もあり国内で調達しやすいFutaba製のプロポ10Jは、多くのマイクロドローン愛好家が使っている高品質なプロポ。

• T-FHSS
• S-FHSS

の規格に対応している。マイクロドローンを販売するECサイトでは「S-FHSS」を見かける事が多い。

FPV飛行を遅延なく実現するために5.8Ghz帯の電波を利用する。この帯域を利用するためにはアマチュア無線4級の資格が必要。

取得方法は下記2種類。

1. アマチュア無線4級国家試験
2. アマチュア無線技士養成課程講習会

また、資格取得後に開局申請を行ってはじめてFPV飛行が可能になる。

なおマイクロドローンの重量は30g前後。国土交通省が定める無人航空機の基準（200g以上）に該当しないため、飛行場付近・他人の私有地などで飛ばさない限りは特に申請は不要。ここがマイクロドローンの大きなメリット。冒頭にややハードルはあるが、それを上回る興奮を享受できるので、ぜひ足を踏み入れて！

英語表記はmarshal。レース運営をスムーズに進行させる係員のことを指す。F1やゴルフで良く使われる用語。
マイクロドローンのレースでは、前のレースに出た人が次レースのマーシャルを担うことが多い。
マーシャルが充実しているほど、ミスしたときのリカバーが早いので、レース出場時はマーシャルの動きを把握しておくことが戦略上けっこう重要である。

受信機・アンテナが揃っているのはEachine EV100、Skyzone系のみ。

Eachine EV200Dは写真にアンテナが映っているが、実際にアンテナは付属していないので注意！

【参考】主要な2眼式FPVゴーグルのスペック比較表を見る